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Buontempo~!

ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

やっぱり秋はアートでしょ!~アバンギャルド・チャイナ 






2週に亘ってファッション、グルメのコラムを書きましたが、秋企画の最終稿はアートの話です。先週、食事に行く前に今や僕のホーム museo(美術館)となっている、六本木の国立新美術館に「アバンギャルド・チャイナ」<中国当代美術>20年(8/20~10/20)を鑑賞しに行きました。

アバンギャルド・チャイナ(1)
三このコラムでも書いていますが、イタリア好きの僕は当然、美術関係の作品もヨーロッパの物に強い興味がありますが、今回の「チャイナ展」には惹かれるものがありました。人口約13億人、急速な経済成長を遂げたアジアの昇竜、そして北京オリンピックの開催と、2008年は全世界に中国のパワーを見せつけています。しかし、社会主義国家でありながら人民間での経済格差の拡大、民族問題等様々な問題を抱えているのも事実です。そんな複雑な背景を持つ、この国の芸術家達がどんな物を発信するのかを見たかったのです。日本経済新聞の記事でも「衝撃的」という記述があったのでかなり期待して展示室に入りましたが、やや否定的な見解を示した妻に比べて僕は結構楽しめました。アバンギャルド(前衛的な芸術表現)というだけあって、絵画、写真、造作物(紙、FRP、布、他)そして映像と斬新な試みが随所に展開されていてとても刺激的でした。全体的な印象は、少し「ドロッ」とした陰のある作品が多かったように感じました。これは作品が作られた年代から推察すると、1989年に起きた「天安門事件」の影響が色濃いのかな?と感じてしまいます。

アバンギャルド・チャイナ(2)

んな中、様々な技法を凝らした作品群の中で僕が衝撃を受けたのは、ホアン・ヨンピンの《『中国絵画史』と『現代絵画簡史』を洗濯機で2分間攪拌(かくはん)した》という造作物です。この作品は「中国美術の本と西洋美術の本を洗濯機に入れて、混ぜこぜの紙屑にして木の箱の上に割れたガラス乗せた上に紙屑を盛り付けた」作品で、「中国文化やアメリカ・ヨーロッパを超えて自分だけの新しい芸術を生み出そう!」という強い意志を表現した(国立新美術館ガイドブックVol.3より抜粋)ものだそうですが、技法もさることながら「そう来たか!」と思わず唸らされるような作品でした。その他、東急電鉄の車両広告に掲載されていたジャン・シャオガンの《血縁:大家庭之四》も不思議な世界と色彩が印象的な絵画でした。数々の作品の中で最も奇才を放っていたのがジャン・ホアンのパフォーマンスヴィデオでした。特に自らの肉体を駆使して表現した《65KG》と《12㎡》は生身の肉体で表現できるギリギリの線で踏みとどまるような作品で「衝撃的!!」でした。この二つの作品は表現方法が過敏なため、気分を害する鑑賞者の方もいると思いますが僕は結構好きです(笑)!特に「狭く不衛生なトイレの中で作者が全裸で1時間も身動きしない」というパフォーマンスの《12㎡》を見て、思わずニヤけていたのは僕だけだったかも知れません(妻は完全にアウト!早々とヴィデオが上映されている個室から退散)。

2000年以降の作品ではヒップ・ポップをモチーフにした映像が数作品ありましたが、こちらはまだまだ素人っぽくてイマイチ!僕の個人的な好みでいうと、80年代のデヴィット・ボウイの「チャイナ・ガール」や元ジャパンのデヴィット・シルヴィアンの「レッド・ギター」のプロモのような映像を期待していたので少し残念でした……。

Cafe  COQUILLE

は全然変わりますが、「チャイナ展」見る前に1FあるCafé COQUILLE (カフェ・コキーユ)でアイスコーヒー(350円)と妻が頼んだ紅茶フィナンシェ(200円)を一撮みしたのですが、これがとても「美味!」でした。隣にいたカップルがスイーツを食べていましたが、それも物凄く美味しそうだったので、国立新美術館に行った際は絶対にスイーツを食べてくださいネ(スイーツだけ食べに行ってもいいのでは?笑)!!  

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Comment

Name - piattopiatto  

Title - 

これはまた
不思議なアート展

関西にもくるんかな~~
2008.10.11 Sat 19:17
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Name - モンテもん吉  

Title - 

賢い人が行くよぉな美術展ですね。
2008.10.12 Sun 00:29
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Name - ピッピ。  

Title - piattopiattoさんへ

不思議で猥雑で何だか変なパワーがある展示会でした。

しかし、マイナー過ぎて関西方面には行かないかもしれませんね!
2008.10.12 Sun 20:12
Edit | Reply |  

Name - ピッピ。  

Title - モンテもん吉さんへ

賢いというよりは、好奇心が旺盛な人が行くのかもしれませんね!

僕も以前は「食わず嫌い」な面がありましたが、最近では色々な事柄を貪欲に吸収しようという考えに変わりました。

適度な刺激は生活に彩りができますよ!!
2008.10.12 Sun 20:19
Edit | Reply |  

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