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Buontempo~!

ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

アート三昧!!~「カルロ・ザウリ」展他 






雨明けを思わせるような日差しだった先日(7/5)、東京・竹橋にある東京国立近代美術館で開催されている「カルロ・ザウリ」展へ行ってきました。

カルロ・ザウリ展
タリア陶芸の巨匠といわれたカルロ・ザウリ(1926~2002)は、一般的な陶芸作品のイメージをはるかに超えて大掛かりな彫刻作品を作るなど国際的に高い評価を受けた偉大な陶芸家です。今回の展示会はザウリの没後初めての大回顧展となり、130点もの作品群が展示されていました。

1950年代初頭から精力的に発表活動を展開したザウリの作品はマジョリカ焼きという伝統的な手法で作られ、鮮やかな赤や深い色味の青緑色、金色といった自由闊達な色使いをあしらった陶器が印象的でした。1960年代に入ると”ザウリの白”(灰白色の釉薬)と呼ばれる大理石調の色と質感を手に入れました。ここから作品の雰囲気が純粋な陶器から陶による彫刻作品へと前衛的なものへ転換されていきます。1968-70年発表の「球体のふるえ」、1976年発表の「翼のある形態」、「形態のうねり(1979年)」など「うねり」や「ふるえ」といった動感と灰白色の色と質感が見事に調和した作品が連発されています。

カルロ・ザウリ「塔」


80年代に入ると「黒いうねり(1981年)」、「歪められた皿」など釉薬を用いない黒粘土による作品が多くなり、そこに歪みや亀裂、破裂といった表現が加わります。こうなってくると僕のような凡人には訳の分からない世界(笑)。「うねり」や「ふるえ」でも付いていくのがやっとだったのですが、80年代の作品はどう見ても「釜の温度を上げすぎて割れちゃった」みたいな世界が展開されていきます。確かに”ザウリの白”の色や質感、ダイナミックな表現には新鮮さと驚きを感じましたが、絵画と比べるとやはり彫刻は難しいですネ。作品から作者の意図を読み取ろうとするのですが、なかなか理解できないものです(苦笑)。

近代美術館工芸館


アール・デコ調の館内

の日は「カルロ・ザウリ」展のほかに東京国立近代美術館の「所蔵作品展」と工芸館で行われている「ヨーロッパの近代工芸とデザイン」展も見てきました。僕にはこっちの方が刺激的だったかな?(笑)。印象的だったのは所蔵作品展にあった重要文化財でもある岸田劉生の「道路と土手と堀(1915年)」、藤田嗣治の「パリの風景」、川端龍子の「金閣炎上(1950年)」は素晴らしい作品で大変刺激を受けました(油彩を趣味のひとつに加えるか、真剣に検討中です)。
東京国立近代美術館内「オブジェ」

後2時に美術館に入って閉館の5時までタップリとアート三昧しましたが、土曜日の都内は晴れていたせいもあり皇居の緑も大変綺麗でリラックスできました。

東京国立近代美術館4Fから見た皇居

普段は仕事でこの辺りを通っていますが、のんびりムードの皇居周辺は当たり前ですが普段と違って全く別の風景。アートと相まって優雅で贅沢な時間を堪能できました。今後もアートな日々は続きそうです。

(おまけ)
アート三昧の後は美味しい食事は必須!帰りは溝の口にある「新宿 天ぷら つな八」さんで天ぷらを食べました。
つな八の天ぷら&赤ワインのコラボ


上質の油を使用してカラッと揚げた天ぷらに塩を付けて食べると美味!ついでにハウスワイン(赤)のキャラフェをオーダーして妻と乾杯!! 赤ワインって天ぷらにすごく合いますね。お酒はほどほどにしときましたが2人で締めて6,565円でお腹も十分満たされました~。 

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Comment

Name - モンテもん吉  

Title - アートおやじ

何やらよくわからない知性をも感じさせる辺りも、ちょいワル親父として忘れてはいけないポイントなのですな。
芸術を語るなんて、小憎いばかりの親父テクニックでメロメロにされそぉです。
私も何かアートを語ってみたい。
2008.07.07 Mon 23:29
Edit | Reply |  

Name - ピッピ。  

Title - 滅相もない!

芸術を語るなど、滅相もございません(笑)。
モンテさんこそ文体に知性を感じさせますよ。
僕はいい歳して頭は空っぽなのです・・・。

しかし、最近は妙にアート関係が気になるのは確か。よこしまな僕はリーマン生活から自由業への華麗なる転身を密かに狙っているのです!!
2008.07.08 Tue 23:10
Edit | Reply |  

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