LEONオヤジのように年収ウン千万も無いけれど、バブル世代の「自称」ちょい不良オヤジがファッション、グルメ、音楽、街を語るこだわりブログ。
LEONになりたい!
ローマ紀行(最終回)〜Grazie tante!
2008-02-03-Sun  CATEGORY: 日記/会社員・OL




中の12時、お腹に違和感があり僕はトイレに駆け込みました(食事中の方ゴメンナサイ!)。それから朝の5時までほぼ1時間おきにトイレに行くことになりました(泣)。考えてみれば仕事にプライベートにと、12月からハードなスケジュールでほとんどゆっくり出来なかった僕の身体はかなり疲れていたのかもしれません。
宿泊した部屋
5時に起床。6時25分テルミニ発の列車に乗るため、時間に余裕を持って5時50分にはホテルをチェックアウトしました。フィウミチーノ空港行きの列車に乗るために券売機でキップを買わなければなりませんが、券売機がクレジットカードを受け付けてくれません。近くにいた日本人観光客に聞いたところ、操作に間違いはないようです。何回かトライしてみるとレシートとキップが出てきました。初日に列車に乗ったときはレシートしか出てきませんでしたが、今回はキップも出てきたのでこれが本来の形なのでしょう。一緒にキップを買った日本人の方はレシートしか出なかったので券売機が壊れていたようです。懸案だった帰りの列車にも何とか乗り込むことが出来て、空港に向かって走り出した列車はまだ暗いローマの街からどんどん遠ざかりました。
フィウミチーノ空港

港で出国手続きを終えると、後は出発まで2時間近くあります。マクドナルドで朝食を取りながら僕は妻にここで言語担当の任務から離れることを告げ、何となく「ホッ」と肩の荷が下りました。妻が免税店でお土産にするワインやチョコレート等、最後の買い物しているうちに搭乗時間が来ました。ところが定刻になっても搭乗ゲートがなかなか開かず、そのうちに人だかりが出来ました。列に並んでいる僕等に向かってイギリス人らしき人が何やら捲くし立ててきました。「ペラペラ、××××ブロークン!」、思わず「ブ、ブロークン???」と妻とともに叫んでしまいました。たまらず妻が搭乗ゲートにいるアリタリア航空の職員に聞くと、飛行機が故障して1時間半ほどフライトが遅れるとの事でした。途中、パリで経由して成田へ行くことを伝えると、パリではエールフランスのカウンターへ行ってくれとの返事だったそうです。「参ったな〜!」と思っていると日本人の男性が僕等に声をかけてきました。Sさんという愛知県の方で、フランスとローマに滞在してこの日に帰国の予定だそうです。本人曰くほとんど現地語が喋れないという事で、詳しい事情を知りたくて僕等に声をかけてきたのです。話を聞くと僕等と同じルートで日本へ帰国するという事だったので、その後行動を共にしました。

2時間遅れで飛行機はローマを飛び立ちました。このままで行けばパリでのトランジットはギリギリ間に合いそうです。飛行機は無事にシャルル・ド・ゴール空港まで到着しましたが、僕等は相当焦っていました。空港内を走りに走って搭乗まであとわずかという時に、何と妻が持っているお土産のワインが何故かセキュリティーチェックで引っ掛かってしまいました。成田もそうですが各国ともテロ対策で機内持ち込み品については異常なまでに神経を尖らせていますが、まさかイタリアの空港内で買ったワインでこれほどまで言われるとは…。税関職員は「どこで買ったものか証拠を見せろ」と言うので免税店のレシートを見せましたが、悪いことに明細が明記されていなくてトータル金額しか載っていない!言葉も上手く通じないのでワインを捨てて行くと言っても、ちゃんと説明しろの一点張りで押し問答が続きました。最後は出発まで時間がない僕等に職員が折れた形でセキュリティを通過しましたが、ゲートにようやく着いたときは時すでに遅く飛行機は遥か彼方へ…。一緒にいたSさんも僕達を待っていてくれたのが災いしてやはり乗り遅れてしまいました。
空港から見た風景

然とする僕等は次の便を確保するためにエールフランスのカウンターへ。そこには同じように何らかの事情があって飛行機に乗り遅れた人達が列を作っていました。散々待たされて僕等が事情説明する事になりましたが、係りの人は「事情は分かっているから、何も言うな」という態度で謝りもしません。しかも、確保した帰りの便は何と10時間後…。一旦は納得したものの、妻が再度交渉しもっと早い便を確保してくれと言いましたが、一番早い成田便がその時間だと言われTHE END。僕等3人の10時間待ちが決定しました。これから空港で何をして時間を潰そうかと…。
空港のカフェテリア

しばらく放心状態の後、夕方になってお腹が空いたので構内のカフェで軽食を取ることにしましたが、妻と2人この写真に写っているサンドウィッチ、レトルトのチキンドリア、ビールにミネラルウオーターで何と€27.10(約4,607円)!あまりの暴利に激怒するやら呆れるやらで、本当に食事の高さとユーロ高に泣かされた旅になりました。
空港での食事

とSさんと3人で深々と冷え込む空港で待つこと10時間半。日付が変わった現地時間の24時に僕等を乗せたAF278便は成田へ向かって飛び立ちました。イタリアを出てから成田まで実に約32時間!最後の最後でとんでもない長旅なってしまいましたが、振り返ると今回の旅は本当に貴重な経験になりました。帰国して日常の生活に戻った僕ですが、何かが自分の中で変わったような気がします。また、近いうちにイタリアの青い空を妻と共に見に行きたいと思っています……。

Grazie tante.(どうもありがとう!)
僕と妻の両親に、いい年した僕等にこずかいをくれてありがとうございました。それからイタリアの空港駅でキップの買い方を教えてくれた、やばそうな白髪の紳士。テルミニ駅でホテルまでの道を教えてくれた美人のニキータ!あなた方のおかげで無事にホテルに投宿することができました。そして、道などを熱心に教えてくれるローマの人々…。ヴァチカン美術館ではその見事な知識を披露してくれて、貴重な時間を過ごさせてくれた美人の日本人ガイドさん。帰りには僕等のトラブルに付き合ってくれた名古屋のSさん、貴方が一緒にいたおかげでパリの空港では夫婦喧嘩にならずに済みました!帰りの機中で隣になったスペイン人の美少女。君がくれたクールミントガムは一服の清涼感を僕に与えてくれて、長時間のフライト中を気持ちよく過ごせました。そして、この旅行を企画した妻へ!始めは「添乗員なし!」なんて無謀と思いましたが、何とかなるものですね。貴女の企画のおかげで大変楽しい旅になりました。神経質な僕を辛抱強く叱咤激励してくれて心強かったヨ!最後に、この拙いコラムにお付き合いしていただいた全ての方々に…。
みんな、本当にGrazie tante!(どうもありがとう!)
(Fin)

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