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Buontempo~!

ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

『LED ZEPPELIN Ⅱ』 LED ZEPPELIN  






1969年1月にリリースされたデビュー・アルバム『LED ZEPPELIN』から僅か9カ月後の10月にリリースされたこの『LED ZEPPELINⅡ』は全米、全英チャートで1位を獲得し、商業的にも大成功を収めた歴史的名盤である。いかにその人気が凄まじかったかと言うと全米だけで1,300万枚以上のセールスを記録し、同時期に長らく米ビルボードのアルバム・チャート1位を張っていたビートルズの実質的なラスト・アルバム『アビイ・ロード』を首位の座から引きずり降ろし、ブライアン・ジョーンズが参加した最後のアルバムであるローリング・ストーンズの大名盤『レット・イッド・ブリード』を抑えて1位になった事でも分かるかと思う。

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作時間を僅か30時間で終えたと言われている前作は、それでもデビュー前にじっくりと構想を練る時間的、精神的余裕があったものと思われるが、2作目にあたるこのアルバムは米国ツアー後、英国、北欧、英国、2度目の米国ツアー、そして英国、みたたび米国を回るといった長期に亘るツアーの合間に断続的に制作、録音された。ここまで過酷なスケジュールを消化しながらの制作となると、そのクオリティーが心配になるところだが、才気溢れ、ノリにノッテいる4人のメンバーにそんな心配は杞憂であったことは先に記した実績が証明している。

やハード・ロックの教科書的とも思われる強烈なギター・リフから始まる【胸いっぱいの愛を】から脳天を「ガツーン」と叩きのめされるような衝撃に襲われる。この痺れるような快感はリリースから約半世紀を経た今でも色褪せることは無い。それは天才的なリフ・メイカーと言われるジミー・ペイジのギターだけでなく、ロバート・プラントの類まれな声量、鉄壁のリズム・セクションを誇るジョン・ポール・ジョーンズ(ジョンジー)のベース・ラインとジョン・ボーナムの豪快なドラミングがあるから成せるものだという事は言うまでも無い。

のアルバムが何故、ロック・ファンをこれほど魅了するのかと言えば、それはひとえにバンドという音楽体の奥深さ、カッコ良さが全て凝縮されていると言っても過言で無いほどのクオリティーを4人が表現してくれているからだろう。特に【レモン・ソング】や【ハート・ブレイカー】等の各パートの絡みはその最たるものだろう。 勿論【サンキュー】で聴かせるようなアコーステック・ギター、ハモンド・オルガン(演奏はジョンジー)を駆使して繊細な曲を表現するといったアイデアを持つペイジのプロデュース能力が群を抜いている事も忘れてはならない。また、【モビー・ディック】のようにアフリカの民族音楽を取り入れたような、ハード・ロックの枠に収まらない懐の深さをデビュー2作目のアルバムで見せる裁量にも驚きを禁じ得ない。

う言った意味ではこれほど捨て曲無し(デビュー・アルバムのコラムでも書いているのでしつこい様だが…)、全編に亘り味と深みのあるロック・アルバムは稀有である。聴けば聴き込むほど深みにハマる、最良質のロックは例え何十年経とうが常に驚きと感動、そして人の人生にも影響を与えてしまうものだと深く思う1枚である。


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