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Buontempo~!

ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

DAVID BOWIE is大回顧展 






ック界のみならず稀代のアイコンだったデヴィッド・ボウイがこの世を去って早1年経つ。この絶妙なタイミングでTOKYO天王洲では『DAVID BOWIE is大回顧展』が開かれ、古くからのファンや感度の鋭い若者などがボウイの世界観に触れている。ボウイ・ファンの端っこにいるワタシも先週(2/5)どっぷりと浸ってきた。

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暗い場内に入ると無料で貸し出されるヘッドフォンを装着して、いざ、ボウイの世界へ。52年に亘るキャリアの中で様々なキャラクターを演じてきただけあってファンには垂涎のコレクションだらけだ。
デビュー前の活動から丹念に紹介していくのだが、先ずは彼の愛用していたサックスが展示されている。意外と思われる方も多いと思うが、ボウイの音楽活動は両親から少年時代に贈られたおもちゃのサックスから始まり、アマチュア時代もサックスプレイヤーとして一時期活動していた。楽器つながりで言うとボウイの代名詞である12弦ギターも展示されていて、このギターは【スペイス・オディティ】のPVやグラム時代の映像でも度々登場する正に愛器である。

楽的なコレクションで言うとボウイ直筆の詩、曲を綴った紙片、楽譜も多数あった。その中でワタシの目に飛び込んできたのが【ロックン・ロールの自殺者】が書き留められた紙片。「愛しい人、君は独りではない~」どんな気持ちで書いたのだろうとボウイの心情に思いを馳せた。一方、楽譜も興味深く、楽曲のコード進行を見ると至ってシンプルなコード使いだと分かる。

の独特なファッションでも有名なボウイだがステージ衣装も満載である。映画『ジギースターダスト』でも着用していた山本寛斎デザインの「出火吐暴威」とプリントされたマント風コート、脚の部分が大きく膨らんだ未来的なコスチュームのマンズドレス。

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胸の部分を揉むように手が張り付いたタイツスーツ(この衣装は当初股間にも手の造作物が張り付いていたがクレームがついて取り外されたいわくつきのモノ) 、【スターマン】のTV映像で着ていたジャンプ・スーツは映像と共に見ることができた。そんな中、ワタシにとっての極めつけは【火星の生活】のPVで着用していた派手なスカイブルーのスーツ。この曲とPVの鮮烈な印象が強く脳裏に焼き付いているワタシは映像と共に鑑賞していて暫し立ち尽くした。

メリカ時代は音楽も然ることながら『地球に落ちてきた男』に代表されるような俳優としての活動やアートワークに磨きがかかった時期ではなかったか。特にアルバム『ダイアモンドの犬』のジャケットに採用されたアートワークは特筆に値する芸術的な作品である。

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出発を図ったベルリン時代の資料も豊富に展示されていたが目を引いたのは≪シン・ホワイト・デューク(痩せた青白き侯爵)≫時代に着用していた黒のスーツやアルバム『ロウ』『英雄夢語り』『ロジャー』といったベルリン3部作で使用され、共に音楽活動をしていた元ロキシー・ミュージックのブライアン・イーノから贈られたシンセサイザー等、マニアックな展示物もあり、ニューウェーブの奔りとしてのボウイも十分に楽しめる構成だった。また、ベルリン壁崩壊前に西ドイツ側で行われた伝説のライヴ映像(西ドイツ側でライヴを行っていたのだが、スピーカーの一部を東ドイツへ向けて音楽を届けた)も歴史的な偉業としてボウイの歴史を刻んでいる。

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の大回顧展(2017/1/8~4/9まで)はボウイのデビュー直前の活動から主にグラム時代、アメリカ時代、ベルリン時代、80年代初頭までをフィーチャーした展覧会になっている。回顧展を観て改めて感じたのは、ボウイというキャラクターは音楽だけでなく、ファッション、アート、俳優等、どの分野に於いても独特で強い存在感を放つ、正にアイコンと呼ぶに相応しいアーティストであり、自ら表層を変化させることで時代を切り開いてきた。そんなボウイの世界観を往年のファンのみならず若い人達にも感じ取ってもらいたい好企画展である。


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