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Buontempo~!

ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

『ELECTRIC WARRIOR』 T.REX 






ヴィッド・ボウイ、ロキシー・ミュージックと並びグラム・ロックを語るうえで忘れてはならないバンドがT.REXだろう。元はマーク・ボラン(AG.Vo)とパーカッションのスティーヴ・トゥックとの2ピース編成のフォーク・ロックバンドだったが1970年にエレキギターを導入。ほどなくしてティラノザウルス・レックスからT・レックスと改名、新たにベース(スティーヴ・カーリー)、ドラムス(ビル・レジェンド)を加え4ピースバンドとしてグラム・ロック・ムーヴメントの頂点に立ち、一時代をリードするバンドとなった。

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回紹介するのは4ピース編成後の初めてのアルバムで代表作でもある『ELECTRIC WARRIOR(邦題:電気の武者)』である。この『電気の武者』は当時ライヴァル関係にあったデヴィッド・ボウイを抑えて初のUKチャート1位(8週)に輝く大ヒットを遂げ、収録曲の【GET IT ON】は幅広い年代のロック・ファンも知ることになる歴史的な名曲である。そしてその人気は当時の日本でも凄まじく、洋盤には珍しく19位までアルバムチャートを駆け上がり、初来日の1972年には日本武道館公演も成功させ、当時、マーク・ボランが履いていたロンドン・ブーツを日本の街中に流行らせた。

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T・レックスの爆発的な人気は何といってもグループのリーダーでもあるマーク・ボランに担うところが大きい。華美な衣装にメイク、中世的でちょっと小動物的な可愛らしいルックス…といったところがサウンド面に増して一般ウケした理由と見るのは言い過ぎだろうか。どうしてこんな事を書くのかというと、ワタシはこのアルバムを初めて聴いたとき衝撃を受けた…余りにも下手過ぎて。マーク・ボランのギタープレイは稚拙過ぎて、アルバムでこのレヴェルではライヴは凄いもの(悪い意味で)だったのだろうな~と思いを馳せる。事実、当時の日本公演を観に行った、ある、有名ミュージシャンはそのあまりの下手さ加減に絶句したという笑えない事実もあるようだ。

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て、肝心のアルバムについてだがプロデューサーにトニー・ヴィスコンティを迎えたことがこのアルバムを大ヒットに導いた事は間違いない。バンドに超絶且つ巧みなテクニックは皆無なのだが、ストリングス、サックスやコーラス、メンバーであるミッキー・フィンのパーカッションを巧みに織り交ぜ、マーク・ボランのセクシー・ヴォイスを生かした耳障りの良いブギー・サウンドに仕立て上げた。ヒット曲でもあり全英2位に輝いた【ジープ・スター】はその最たるものだろう。個人的には昔ながらのR&Bの匂いを残す【リーン・ウーマン・ブルース】、これぞブギー・サウンドと言える【モティヴェイター】、このアルバムで最もグラム・ロックしている【リップ・オフ】はワタシ的にはナンバー1のお気に入りだ。女子受けしそうな【ライフ・イズ・ア・ガス】は甘酸っぱい青春の香りが充満している佳曲。DISC2の【コズミック・ダンサー】がデヴィッド・ボウイの『スペイス・オディティ』にそっくりだが、同じトニー・ヴィスコンティのプロデュースだから仕方ないか…。

更ながら、こうして書いていくと結構、名曲ばかり。マーク・ボランさん、こき下ろしてスイマセン。やっぱり、名盤でした(笑)
 

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