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ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

瀬戸内アートを巡る旅(2) 






戸内アートを巡る旅の2日目はこのアート巡りメイン処となる直島へ行った。直島へは高松港よりフェリーで向かったのだが(約50分)、前日の飲み過ぎがたたり高松港発が10時頃と遅いスタートになった。先日訪れた男木島の人出を考えると大した人出ではないだろうとタカをくくっていたのだが、とんでもない、この時間のフェリー(定員約500人)は満席だった。場内のアナウンスではGW以来の最高の人出だそうで人気スポットへの入場は2時間待ちだそうだ。

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島のアートスポットは大きく分けて3か所。特にベネッセが開発した『ベネッセアートサイト直島』と『本村エリア』が見どころだ。本来ならこの2エリアを見て回る予定だったがこの旅最大のお目当てである『地中美術館』への入場制限があったため、そちらの鑑賞をメインに行動予定を変更した。

ェリーから下船後、入場整理券をもらうために専用シャトルバスで地中美術館へ。11時過ぎには着いたのだが、その時点で入場は14時からとなってしまった。ここから遅まきながら直島アート鑑賞巡りが始まる。まずは『李禹煥美術館』へ行った。この美術館は現在ヨーロッパを中心に活躍する李禹煥と建築家の安藤忠雄のコラボレーションによるもので、安藤が設計した半地下構造の建物の中に李禹煥の絵画や彫刻が展示されている。ワタシらはこちらでは館内には入らず野外の庭園を鑑賞した。写真にあるように美しい庭園なのだが、数々あるオブジェの意味合いまでは理解できず残念。

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はベネッセが主宰する『ベネッセハウスミュージアム』へ行った。この周辺は海岸沿いも含めてベネッセが管理していることもあり洗練された場所になっている。特にミュージアムの内に39作品、野外作品が20作品とこの島の一大アート拠点となっている。流石にベネッセが仕切っていることもあり、草間彌生、アンディ・ウォーホルら有名アーティストの作品群も充実し、なかなか素敵な空間に仕上がっていた。

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入館料は1,030円でお得とは言わないまでも金額には十分見合っているのではないか。この作品はブルース・ナウマンの【 100生きて死ね】という作品。ネオン管に人間の行動、感情を表す言葉と「生きろ」「死ね」という言葉が組み合わさってメッセージがランダムに映し出されるのだが、その意味合いよりもネオン管の色彩と無機質なコンクリートとのコントラストの美しさに惹かれた。この作品はウルトラセブンの塩ビ人形を鏡の前に並べたもの。こういう作品には是非、解説文を付けてもらいたいものです(笑)

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刻の14時になったので、いよいよこの旅一番のお楽しみである『地中美術館』へ。チケットセンターでチケットを購入。入場料が2,060円と少々高めの設定だがさて、どんなものが鑑賞できるのか?チケットセンターから美術館まで小道があるのだが、その途中にクロード・モネの【睡蓮の池】を模したスポット(写真)があり鑑賞欲をかきたてる。この美術館はその名の通り、建物の殆どが地中に埋まっている(地下3階)構造の美術館で安藤忠雄の設計だ。独特の技法により建物の中への光の取り込み方が秀逸。デザインを極力まで切りつめた設計はクールだ。

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て、管内の作品だが作品数としては非常に少なく3人の芸術家の9作品。しかし、作品の質は極めて高い。まず、ジェームズ・タレルの【オープン・フィールド】は蛍光灯とネオン管を使い、限られた空間に無限の奥域を作ったような不思議な作品だ。この作品では異次元の世界に吸い込まれそうな体感ができる。もう一つは【オープン・スカイ】文字通り大きな部屋の屋上がパックリと切り取られた空間は生きた空の絵画だ。この場所から2度と同じものがない、空の絵画が楽しめる設定だ。ワタシは過去にこのシチュエーションを体感している。金沢21世紀美術館で同じタレル氏の≪ブルー・プラネット・スカイ≫もこんな感じだ。この両美術館の作品どちらが秀逸かはその日の天候次第ということだろう。

真がないのが残念だがウォルター・デ・マリアの【タイム/タイムレス/ノー・タイム】という作品も秀逸。贅沢な空間に自然光を取り入れた中に直径2.2mの球体と金箔を施した27の彫刻が凛とした空間を作っている。教会のような厳かな空気感の中、磨き込まれた球体の石に映るのは果たして…。

して触れなければならないのはクロード・モネの【睡蓮】シリーズだろう。ここに展示されているのは【睡蓮の池】を中心に睡蓮シリーズ5点の作品。やはりこの美術館の所蔵作品で一番の見どころとあって部屋のデザイン、サイズ、素材とも大変気を使った空間の中に自然光を取り入れて作品を鑑賞する環境を整えている。色彩といい、絵の大きさといい圧倒的な美しさで国内ではこの美術館が一番のスケールなのだが、ワタシはこれまで数々の睡蓮を鑑賞し、パリのオランジュリーで360度大パノラマの【睡蓮】を見てしまっているので残念ながら池の中にいるような感覚にはなれなかった。

場制限をしたことにより、多少余裕をもって作品を堪能できたのは良かったのだが、それでも入場までの時間を含めて、館内でも待ち時間が長かったのは残念だった。もっとも、人出が美術館のキャパシティーを完全にオーバーしていたので仕方のないことなのだが…。

いう事で入島も遅くなり、帰りのフェリーの関係で本村エリアには残念ながら行くことが出来なかった。ワタシらは徒歩と町営、巡回シャトルバスで見回ったが、島内の行動はレンタサイクル、場合によってはレンタカーを借りるのがオススメだろう。また、宿泊施設も多数あるので1泊するぐらい余裕があるとじっくりと直島アートに向き合えるのではないだろうか。 


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