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ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

私のパリ、私のアトリエ~レオナール・フジタ展 






々週、箱根周遊に行ったことはすでに書きましたが、箱根行きのもう一つの目的がポーラ美術館で開催されている【レオナール・フジタ展】を観に行くことでした。今まで写真やリトグラフでしか観たことがなかったフジタの絵画を生で鑑賞できる滅多にない機会ですので、アートファンとしてはウレシイ企画展です。

【レオナール・フジタ展】
オナール・フジタ(日本名:藤田嗣治)は1920年代のパリ(エコール・ド・パリ)で一世を風靡した画家の一人で、フランスで最も有名な日本出身の画家です。その生涯は波乱に満ち溢れていて、結婚、離婚を繰り返し、最終的には日本国籍を抹消、フランス人となってしまいました。その辺りの経緯は置いておくとして、僕がこの画家に惹かれる理由は絵画以外ではそのファッションセンス。おかっぱ頭、ロイドメガネ、そして耳にはピアス、洒脱な服の着こなしは当時の最先端を走っていた日本人だったのではないでしょうか。そして、僕の好きな画家の一人であるアメデオ・モディリアーニと親友だったということも興味をそそられる理由の一つです。

レオナール・フジタ

心の絵の方は想像以上に素晴らしいものでした。フジタの絵というと裸婦や猫といったモチーフが有名ですが、所謂『素晴らしき乳白色』というシッカロールを使用したフジタ独特の色の出しかたは目を見張るものがあります。その他にも細い毛筆を使ってのオリジナリティ溢れる画法など、『パリの寵児』といった名声を欲しいままにした画風が観る者を圧倒します。

《姉妹》(パンフレットより抜粋)

んな作品群の中で僕の目に留まったのは《姉妹》(写真)という作品。こちらも『素晴らしき乳白色』の技法を駆使するとともに、フジタの作品の特徴でもある黒色(墨)を効果的に使った秀作です。この絵を飾る八角形の額縁もフジタの作品で、絵画以外の才能にも溢れていたことを伺わせます。

た、面白かったのは晩年のフジタが描いた『小さな職人たち』というタイル画。このタイル画はフジタのアトリエに飾られたものだそうで主題は子供。子供が《風船売り》、《椅子職人》といった様々な職種を行っている連作ですが、こういう真っ当な職種の他に《スリ》や《女泥棒》といった職業?というものや《癇癪もち》など、ユーモア溢れる作品の数々がフジタの性格を表しているように感じました。

ポーラ美術館内

の展覧会では新たに加わった44点のコレクションを含む、総数110点ものフジタ・コレクションの他にフジタの画法の解析、アトリエの再現、写真家の土門拳が写したフジタの様々な姿など、貴重なコレクションが満載です。好評につき来年の1/15(日)まで開催されていますので、フジタファンならずともアートファンには見逃せない展覧会ですヨ。


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Comment

Name - ヘルベルト・フォン・タカヤン  

Title - 

レオナール・フジタ氏、北野監督に雰囲気が似てますね!
2011.09.13 Tue 23:01
Edit | Reply |  

Name - ピッピ。  

Title - ヘルベルト・フォン・タカヤンさま

北野監督ですか・・・。

う~ん、ビミョーなところですが、欧州で
ウケる芸術家って、似てくるのでしょうか
ねぇ。
2011.09.14 Wed 23:16
Edit | Reply |  

Name - 村石太ガール  愛知県発  

Title - 絵画同好会(名前検討中 レオーナール フジタを語る会

好きな画家で 検索中です
あの時代 レオーナール藤田の ファッションは 特殊ですね。
失礼だけれど コメディアンみたいに見える?
絵は タイトルとか 思い出せないけれど 素晴らしい実力作品が たくさんですね。
2011.12.11 Sun 12:38
Edit | Reply |  

Name - ピッピ。  

Title - 村石太ガールさま

はじめまして!

フジタは今でもフランスで一番知られている日本出身者だそうです。
あの時代に凄い行動力ですね。ファッションも含めて(笑)

絵が素晴らしいのは勿論のこと、マルチな才能を持った希有な人物
ですね。
2011.12.11 Sun 22:54
Edit | Reply |  

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