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Buontempo~!

ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

シュルレアリスム展~”超”現実はムズカシイ! 






日はこれまで先延ばしにしていた『シュルレアリスム展』を鑑賞するために国立新美術館へ行ってきました。「微妙なアートファン」の僕としてはレヴェルの高い?展覧会のうえ、昼食も摂らずに鑑賞していたためにちょっと疲れました^^。

『シュルレアリスム展』
もそも「微妙なアートファン」なので『シュルレアリスム』ってもの自体が良くわからん!ということで簡単に言うと「夢や無意識の世界に新しい美と真実を求める芸術運動」ということらしい。僕はもっとPOPな感覚を印象として持っていたので今回の展覧会には「やや外された感」があるのは否めない。

ュルレアリスムの用語の中に『自動記述(オートマティスム)』というものがあるのだが、これは「意識と無意識の狭間」といって何も考えずにただ描くこと。手を止めずにひたすら描いていると、途中で何を描いているのかわからなくなってしまうことらしい。そんな作品が約170点もあるのだから、いくら『伝家の宝刀』である音声ガイドを持って作品に挑んでも僕のようなものには作品の意図がわかるはずはないのです。

ょっとボヤキ気味ですがそんな中でも感覚的に惹かれる作品がありました。まずはこの展覧会のポスターにもなったルネ・マグリットの【秘密の分身(1927年)】という作品。

【秘密の分身】

僕のようなシロウトでもビジュアル的に感じるものがあります。同じ作者で【赤いモデル(1935年)】という作品も幻想的でイイです! 彫刻ではアルベルト・ジャコメッティの【テーブル(1933年)】がインテリア的におススメ!! これはウチの屋根裏部屋に置きたい作品です。

【赤いモデル】

【テーブル】

ュルレアリスムでは裸体(特に女性)をモチーフにしたエロチシズムな作品も多く、中には結構ハードな作品もありました。ありがちなのは獣のような顔に女性の裸体の組み合わせ。男女の営みを複雑な線画で抽象的に表した作品等、常識や理性にとらわれない純粋な美と”超”現実(例えば女性の性器)を組み合わせた作品は根源的な生への執着を感じさせるものです。そんな作品群の中で僕が惹かれたのはもうお気に入りのルネの【夏の行進(1938年)】という作品。

【夏の行進】

初夏を思わせる青い空と広大な大陸をバックに敢えて別々の上半身と下半身を組み合わせたのが面白い! 顔がない分、この別々の裸体の持ち主に思いを巡らせるのも愉しい作業の一つではないでしょうか。

の展示会でもう一つ感じたのは『シュルレアリスム・グループ』の画家とそれにまつわる(群がる?)人達は皆一様にお洒落なこと。帽子やスーツ、髪型とどれをとっても洒落者の集まり。展示会場の各章の入口にその時代のグループの写真が飾られていましたが、どのお方も当然のことながら個性的でダンディ。このお洒落な中にマッタリ感が漂う立ち振る舞いは僕の目指すところです^^。

うして自分自身の勝手な解釈を加えつつ、わからないながらもタップリ2時間鑑賞しました。鑑賞直後は「?」という感じでしたが、一日経って振り返ると「じわ~っ」と染み出るように思い出す不思議な感覚。これが『オートマティスム』なのか!! わかったような、わからないような…。やっぱり、”超”現実はムズカシイ!!

(注)掲載している写真は公式パンフレット、ポストカードより転載しております。


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Comment

Name - ヘルベルト・フォン・タカヤン  

Title - 

絵画とかって、作者以外に作品の意図を理解できる人はいないと思います。
ピッピさんがおっしゃるように、勝手な解釈をしちゃった方が楽しめますよね。


2011.05.16 Mon 22:40
Edit | Reply |  

Name - ピッピ。  

Title - ヘルベルト・フォン・タカヤンさま

考えてみればタカヤンさんが言うとおりだね。
印象派なんていってもボヤ~としかわからんし…。

まあ、アートってその作品と波長が合うかどうか
ってことが大事だしね^^。
2011.05.16 Mon 23:58
Edit | Reply |  

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