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Buontempo~!

ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

ヴァンジ彫刻庭園美術館 






8/14(木)、静岡県長泉町(JR東海道線「三島駅」下車)にある『クレマチスの丘』というところに行きました。お目当てはヴァンジ彫刻庭園美術館でアート鑑賞するためです。以前、NHKで放送された『テレビでイタリア語』でこの美術館が紹介されていたのですが、それ以来訪れるのを楽しみにしていた場所です。

ヴァンジ彫刻庭園美術館
の美術館はジュリアーノ・ヴァンジ(1931~)というイタリアを代表する現代彫刻家の作品を展示している、世界唯一の個人美術館として2002年春に開館しました。ミケランジェロの再来とまで言われたヴァンジの作品の特徴は、人間の本質的なメッセージを表現しているところです。彫刻45点、デッサン・版画11点の作品がポストカードにしたいような見晴らしの良い庭園と劇的に構成された館内にヴァンジの意図のもと配置されています。以前から「見たい!」と熱望していたものだったので、どれもこれも素晴らしい作品の数々でしたが、今回はその中から特に僕の好きな作品を紹介します。

(タイトル不明)

《作品の解説は2007年4月にNHKで放映された『イタリア語会話』、ヴァンジ彫刻庭園美術館のパンフレットより一部引用》

「カトリーナ3」

【カトリーナ3(2006)】2005年8月にアメリカ南東部を襲ったハリケーン『カトリーナ』の大被害に遭った人々に心を痛めたヴァンジの心情を表現した大作です。流された大地、逃げ惑い泣き叫ぶ人々、それを空より飛んできた天使と悪魔の両方の顔を持つ鳥が見ている姿が印象的でした。

「壁をよじ登る男」

【壁をよじ登る男(1970)】この壁は人生で乗り越えなくてはならない障害を意味しています。しかし、壁を登りきった男の顔には達成感よりも驚きの表情が浮かんでいます。”現実は理想とは違った”という男の心情が込められている作品です。

「二つの頭部」

【二つの頭部(1973)】衝撃的な彫刻が多い中、美しさを感じさせる作品でした。我々の感覚だと「接吻」みたいなタイトルを付けたくなりますが、敢えて「二つの頭部」と表現したところがこの作家らしいところです。頭の形が特に美しい(笑)!

「チューブの中の女」

【チューブの中の女(1967-68)】この美術館にある中で僕が一番好きな作品。しがらみを纏って生きる人間の矛盾がチューブの中の女性像で表わされています。人間のしがらみをチューブで例えるところがスゴイ!!

ァンジの彫刻は人がモチーフになっているものが多く、僕のような素人でも解りやすい感じがするところに好感が持てます。その中に複雑な人間の「多面的な心」を散りばめることで鑑賞者を作品に引き込ませるパワーを持っているところが素晴らしいと感じました。個人的には庭園と相まって総合的な空間といい、作者の感性といい、今まで鑑賞した中では3本指に入るほどの美術館だと思います。彫刻好き、美術好きでなくてもきっと何かを感じさせてくれる景観、そして作品群を是非貴方も鑑賞してみませんか?

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2015.12.11 Fri 12:22
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