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Buontempo~!

ブログ名はイタリア語で「気ままな暮らし」 テキト~に更新しま~す^^

第87回ニューヨークADC展 






式会社リクルートの「クリエーションギャラリーG 8」(銀座)でちょっと面白そうな展覧会が開催されているということを聞きつけたので、会社の帰りに妻と待ち合わせて行ってみました。見に行ったのは「第87回ニューヨークADC展」というデザイン、広告作品の展覧会です。この展覧会は1920年の設立以来、世界の広告界をリードしてきたThe Art Directors Club(通称ニューヨークADC)が世界各国から1万点以上の応募があった作品から優秀作を展示公開するもので、各国のデザイン・広告関係者の注目を集めているそうです。
クリエーションギャラリーG 8
容は広告、ポスター、イラスト、写真、コマーシャルフィルムなどの入賞作品が展示されていましたが、残念なのは今回からニューヨークADC側の決定により、世界各国で同時に巡回できるようにと現物作品の空輸を中止し、データのみの提供となったことです。ポスターやイラストといったものは色使いや使用している紙の素材などの「質感」も大事な要素になるので、出来れば現物を見たかったのが本音です。しかし、そんな限定されていた中でも良い作品はやっぱり放つ輝きが違います。中でも僕が最も気に入ったのが、広告部門で銀賞を受賞した「パントーン・ペインティング」です。イギリス人のクリエーターがエドゥアール・マネ(19世紀のフランスの画家)の絵画「フォリー・ベルジェール劇場のバー」のレプリカをデザインしたもので、古いパントーンの色見本ブックから5,000枚以上のチップを貼り込んで「バー店内」のディテールを表現した力作です。僕も仕事柄パントーンにはお世話になっていますが、あの色チップを使って絵画を表現するということは今まで思ったことはなく、思わず唸らされました。他には金賞を受賞した“Che”のポスターも素敵でした。このポスターは映画「チェ~」のイメージをモチーフにインド人のクリエーター達が作り上げた作品ですが、ポスターとして「大衆に見せる力」を感じさせる素晴らしい作品でした。

第87回ニューヨークADC展

の他、広告:放送部門のCM作品も面白いものが揃っていました。ハイスピードカメラを駆使して撮影した「SYMPHONY IN RED」(金賞)はシンプルな表現方法でありながら独特の世界観を表現した秀作でしたし、銀賞を受賞した「EQUAL MARRIAGE」は同性婚をテーマにした意欲的な作品でした。そんな中から僕の眼を引いたのはサントリーの「FIREMAN」という健康補助飲料(お茶)のCMです。『営業中に小規模な山火事に遭遇した、高血圧と見られる中年サラリーマンが火を消し止めようとしたところ額に傷を負うのですが、その怪我をした額から物凄い勢いで噴き出した血で消火をしてしまう』というブラックユーモア溢れる作品でした。僕は今までどちらかというと映像作品にはあまり興味がありませんでしたが、現代アートで見るフィルムと違ってCMは解りやすいから面白いですね。

の「ニューヨークADC展」はもう少し大きな展覧会だと勝手に想像していたのですが、意外とこじんまりしたものでした。作品もデータからの出力だったので、受付の方に写真撮影も出来るのかと尋ねましたがNGでした。そういうことで会場や作品の雰囲気が伝えられなくて残念ですが、2月27日(金)まで開催されていますので興味のある方は行ってみることをお勧めします。なかなか刺激されますよ!!

(こぼれ話)
真撮影がNGだったのですが、あとから受付の女性が「関係者の方ですか?」と僕の元へ慌てて飛んできました。僕としてはきっと「クリエーター」に見えたのだろうとひとり悦に浸っていた(笑)のですが、そんな僕を見て妻が失笑していました。僕としては「クリエーターっぽいオーラが出ているのだ!!」と勝手に解釈しているのですが、果たして…?

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